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見慣れたアンティークのベントウッドチェアのようですが、新品ですのでピカピカです。

実際にはアンティークとして見かけたことはありませんが、れっきとした定番商品だったようです。

トーネットは世界で初めて、1つの椅子を6つのパーツに分解できる“ノックダウン方式”を開発。
圧倒的に生産効率が上がり、それまで受注生産だった家具の大量生産を可能にしました

パーツデザインは年代や生産された工場によって微妙に違いがありますが、
この椅子のフォルムにはトーネット・ポーランド工場時代のモールド(型)が使用されています。

ノスタルジックな“ウィーンデザイン”です。
筆者も事務所に1脚置いておこうと思っております。(笑)

ベントウッドアームチェアの典型的なトップレイルです。

アームレストは無垢ですが、“フィンガージョイント”で継がれています。
強度を上げるためでしょうか?

アーム、背柱、座をつなぐ合理的な補強材です。
アンティークとほぼ同様の形状です。

中央のスプラットバック(背あて)を替えるだけでさまざまなバリエーションが展開できました。

背柱もボルト留めのノックダウン方式です。

このアングルだとアームチェアと区別がつきませんね。

当時のカタログには座面のエンボスデザインは数十種類から選べるようになっていました。
残念ながら、現在はこのエンボスだけしか生産されていませんが、
これはニューヨーク近代美術館MoMAに展示されている“No.18”と同じデザインです。

トップレイル、アームレストはもちろんベントウッド(曲げ木)です。

滑らかなプライウッドのプレスラインです。

補強材はスクリュービスのみで留められているシンプルな構造です。

こちらも“フィンガージョイント”で継がれています。

補強材はスクリュービスのみで留められているシンプルな構造です。

補強リング、キャスターベース、キャスター、回転軸全てが分解可能なノックダウン型であることがわかります。
ちなみに、リクライニング機構はありません。

キャスターのスチールベース接合部です。(背面)

フロントの隅木にスクリュービスで留められたキャスターベースです。

アームチェア同様、ボルトオンの背柱。

回転軸に、こちらも接着剤無しのビス止めされた5本脚。

ごくノーマルなタイプの硬質ウレタン(プラスチック)ホイールのキャスターです。

現代品同様のビス止め式ですので、
仮に100年使用してキャスターが朽ち果てても何の問題もなく交換が可能です。

回転軸を覆う太いソリッド・ビーチのカバー。
こちらは曲げ木ではなく、削り出しの半円柱を重ね合わせたようです。

トーネット定番の補強リングです。ノックダウンですね。

補強リングの接合部分です。“フィンガージョイント”と呼ばれています。
アンティークですと“スカーフジョイント”と言って斜めにカットされた面を接合していただけでしたが
のちに、このようにギザギザにカットして接着面積を広くし、強度を向上させました。

100年は経過しているデザインですが、今尚、古さは感じません。

椅子はバックスタイルがインテリアになります。
・・インテリア性の極めて高いキャスターチェアです。

この製造工場では1900〜1920年ごろの製造法に近い形で生産しています。
近代化された独トーネット社で生産される現♯233に比べると、その仕上げにはやはり時代を感じてしまいます・・。
でも、それを古いと感じるか、それが今の時代にはない良さ、と感じるかは貴方次第です。

アンティークとこの椅子の最大の違いは塗装です。
塗料が現代の“ニトロセルロースラッカー”を使用しています。
乾燥が速く、耐水性に優れているラッカー塗装を選択したのは、やはり時代の流れだと思います。
| (ご購入に際しての補足事項) ◆この商品は一定の国内在庫はございますが、発送までにお時間をいただく場合もございます。在庫数をご確認下さい。 ◆飲食店様等、相当数のご注文にも対応できますので、ぜひお問合せください。 ◆発送は神奈川県よりヤマト運輸のヤマト便での発送を予定しております。 ◆送料は概算ですが、札幌2,530円、仙台1,640円、東京23区1,470円、名古屋1,540円、大阪1,680円、福岡2,060円になります。 |
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