HC0070 ◆イギリス1900年代 ナーシングチェア

【アウトライン】
「無銘の椅子」がお届けする“M's style chairエムズスタイルチェア”“Seikimatsu Blend セイキマツ ブレンド”シリーズです。


素敵な椅子が入荷しました!

19世紀末から20世紀初頭にかけて、いわゆる“レイト・ヴィクトリアン”に製作されたナーシングチェア(介護椅子)です。

とっても優しそうな椅子ですね!

いかにも「人のためにお役に立ちます!」って、けなげな感じで、
好感、というか正義感(?)を感じてしまうような椅子です。

だって、脚が短くで座面が低くて、背もたれも低くて、横から見るととっても小さいのに
座面だけは、でん、と大きくて、「どうぞ、座ってくださいっ」、て言っているようで・・。

実際、低重心のボディはコイルスプリングの座り心地の良いクッションで、ソファのようです。

しかも前脚にキャスターがついていますので、本当にすやすや寝ている赤ちゃんを抱きながら
あっち向いたり、こっち向いたりできてしまいます。

・・「機能美」とはこのようなプロポーションを言うのではないでしょうか?

サイズは幅530mm×奥行520mm×高さ670mm(座面高400mm)です。

【コンディション】
100年以上は経過しているアンティークチェアですが、とても良好なコンディションです。

一通り接合部をチェックし、また全体的にクリーニングも施しておりますので、
実用品として安心してご利用いただける状態です。

素材はマホガニーの無垢材が使用され、全体にエボニー(黒壇)の塗装が施されています。

小傷やあて傷などは見られますが、塗装面は艶もあり、とても良い状態が保たれています。

もちろん当店でも天然素材のビーズワックスで磨き上げておりますので
より一層つやつやな状態で、きっとご満足いただける状態だと思います。

座面につきましてはオリジナルで、かなり年季を感じるコンディションです。

生地はもちろん、現代的なプリント生地などではなく、ジャガード織りのようですが、
全体的に退色が感じられ、うすっすら染みなども確認できます。

通常でしたら染みがあればすぐに交換、ってところですが、
この生地だけは、交換ができませんでした・・。

だって、とてもアンティークらしくて素敵ではないでしょうか?

木肌のしみは「味」だけど、生地の染みはただの「汚れ」、くらいに思っておりましたが、
この生地の染みだけは「味」に見えるんですよねー、不思議なもので。

気になるようでしたら、当店腕利きの椅子張り職人がお張替えいたしますのでぜひご相談ください!

全体的には充分お奨めに値するコンディションです。

【インプレッション】
スタイルはおそらくフランス・ロココの“ルイ15世”様式をベースに、“チッペンデール”スタイルの要素も取り入れながら、
ヴィクトリアン風に再現したものだと思います。

“ロココ”の代表するオーナメントである岩と貝の凝集体、“ロカイユ”がトップレイルの中央に施され、
ヨーロッパの伝統的な家具様式が継承されていることを主張しつつ、
“ガブリオール”レッグ(猫脚)やスクロール(渦巻き)の曲線的な装飾は、
いかにも女性的な“ルイ15世”様式を演じさせています。

このようにアンティークとしての価値は間違いなく確かなものですが、
そればかりでなく、「程よく低い」このチェアの座面が、全体的に低めの家具が多い、
日本のリビングで大変お役立ていただけるのではないでしょうか。

実用性も高いお品です。

つくりもしっかりとしていて、年代ものの椅子ですが、まだまだこれからも長くお使いいただけます。

無銘の椅子、一押しのナーシングチェアです!
ぜひこの機会にご検討ください!
















































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