

※撮影状況やご覧のモニターによって、実際の商品と多少色味が違って見える場合もございます。何卒ご了承下さいませ。

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アンティークのベントウッドチェアのようですが、新品ですのでピカピカです。

トーネットは世界で初めて、1つの椅子を6つのパーツに分解できる“ノックダウン方式”を開発。
椅子を部材に分けてそれぞれ製作し、それを組み立てると言う新しいモデルを考案しました。

当時のオリジナルの「ダウムの椅子」はまず見ることはできませんが、
記録写真等を見る限り、ほぼ当時のままのプロポーションだと思います。

デザインのベースは、当時のヨーロッパで台頭し始めたブルジョアジーが好んだ“ビーダーマイヤー”様式。
曲線的でボリューム感のある、簡素なスタイルが特徴でした。まさに生粋の、民衆のための量産モデルですね。

すばらしい造形美です。
これがミヒャエル・トーネットの追及した曲げ木の「美学」だったのでしょうか?

初期のダウムチェアは成形合板だったようですが、後に全て無垢材の曲げ木に変わっています。
もちろんこちらも曲げ木です。

息を呑むほどに美しい曲線です。

ヨーロッパでも定番の唐草模様がモチーフになっています。

ヨーロピアン・ビーチの木目が心和ませます。

オリジナルモデルも、“No.14”と違ってサイドプレスがあったようです。(カフェ・ダウムの店内写真ご参照。)

補助笠木を差し換えるだけでさまざまなデザインバリエーションができました。

当時のカタログには座面のエンボスデザインは数十種類から選べるようになっていました。
残念ながら、現在はこのエンボスだけしか生産されていませんが、
これはニューヨーク近代美術館MoMAに展示されている“No.18”と同じデザインです。

オリジナル同様、アールのついた台形の座面ですが、“No.14”のように丸座も存在していました。

サイドプレスですらデザイン性を感じます。

接着剤を使用しない画期的な“ノックダウン”方式です。

補助笠木もサイドプレスもやはり昔からのスクリュービスで留められている構造です。

150年前の“リング&ボウル”そのままです。

アンティークと違ってとてもキレイです。(笑)

隅木はビス留めのようですがで強固に固定されています。

座枠ももちろん無垢の曲げ木です。

スクリュービスがプラス+なのが現代品の証です。アンティークは全てマイナス−ですからね。

後ろ脚の接合部。極めてシンプルです。

“ビーダーマイヤー”様式をイメージさせる、先細りの前脚です。

脚の付け根に装飾されている“リング&ボウル”が当時まだ様式家具が主流だったことを思い起こさせます。

本当に、パーツデザインには隙が無いと思います。
こちらは優雅なアーチ状の補強材ですが、“No.14”のような丸座タイプには、やはり丸い補強リングが採用されていました。

オリジナルはほとんど存在していないので比較はできませんが、写真で見る限りほぼ同じカーブです。

とても華やかなバックスタイルです。

この製造工場では1900〜1920年ごろの製造法に近い形で生産しています。
近代化された独トーネット社で生産される現“No.14”(♯214)等に比べると、やはり時代を感じてしまいます・・。
でも、それを古いと感じるか、それが今の時代にはない良さ、と感じるかは貴方次第です。

アンティークとこの椅子の最大の違いは塗装です。
塗料が現代の“ニトロセルロースラッカー”を使用しています。
乾燥が速く、耐水性に優れているラッカー塗装を選択したのは、やはり時代の流れだと思います。

良く似合うテーブルをご紹介します。

19世紀のウィーンのカフェのようですね。

※お合わせしている商品は、TB0248 ベントウッドテーブル(中)、DC0193 ベントウッドチェアNo14/アンティーク(左)です。
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