

※撮影状況やご覧のモニターによって、実際の商品と多少色味が違って見える場合もございます。何卒ご了承下さいませ。

![]()


見慣れたアンティークのベントウッドチェアのようですが、新品ですのでピカピカです。

トーネットは世界で初めて、1つの椅子を6つのパーツに分解できる“ノックダウン方式”を開発。
圧倒的に生産効率が上がり、それまで受注生産だった家具の大量生産を可能にしました。

前脚のカーブは年代や生産された工場によって微妙に違いがありますが、
このカーブのフォルムにはトーネット・ポーランド工場時代のモールド(型)が使用されています。

ベントウッドアームチェアの典型的なトップレイルです。

アーム、背柱、座をつなぐ合理的な補強材です。
アンティークとほぼ同様の形状です。

スリットの入った、このスプラットバックのデザインもよく見かけるオリジナルスタイルです。
現ドイツのゲブルダー・トーネット社の♯233にはスプラットバック自体ありません。

おそらく100年前と変わっていないカーブではないでしょうか?

背柱がアームレストのほぞ穴にねじ込まれて接合されています。
横からスクリュービスで留められているタイプもアンティークでは見かけます。

中央のスプラットバック(背あて)を替えるだけでさまざまなバリエーションが展開できました。

美しいフォルムです。

トップレイル、アームレストはもちろんベントウッド(曲げ木)です。

補強材はスクリュービスのみで留められているシンプルな構造です。

後ろ脚もボルト留めのノックダウン方式です。

アームレストは無垢ですが、“フィンガージョイント”で継がれています。
強度を上げるためでしょうか?

座面もまた様々なバリエーションがあります。
こちらはシンプルなエンボス無しのナチュラルなアンティーク仕上げです。

座枠もベントウッドです。
初期の頃はこれだけ太い無垢材は曲げられませんでした。

分解可能な“ノックダウン”方式が世界で初めて大量生産を可能にしました。

アンティークと違ってキレイですね。(笑)

最小限で最大の効果を発揮する、合理的な構造です。

座枠の隅木はビス留め+接着のようですが、強固に接合されています。

アンティークでも同様の構造です。

スクリュービスがプラス+なのが現代品の証です。アンティークは全てマイナス−ですからね。

この角度から見ると、“ノックダウン”構造が良くわかります。

ヨーロピアンビーチの木目に心癒されますね。

スツールと同型のアーチ型をした補強材です。
機能性だけでなくデザイン性もハイレベルですよね。

前脚は“No.14”と共用パーツだと思います。

補強材にも様々なバリエーションがあります。
♯233は補強リングになっています。

アールヌーボーをイメージさせるアングルですね。

完成されたバックスタイルです・・。

この製造工場では1900〜1920年ごろの製造法に近い形で生産しています。
近代化された独トーネット社で生産される現♯233に比べると、やはり時代を感じてしまいます・・。
でも、それを古いと感じるか、それが今の時代にはない良さ、と感じるかは貴方次第です。

アンティークとこの椅子の最大の違いは塗装です。
塗料が現代の“ニトロセルロースラッカー”を使用しています。
乾燥が速く、耐水性に優れているラッカー塗装を選択したのは、やはり時代の流れだと思います。

一時代を築いた椅子の後姿には過去への哀愁とともに未来への活力を感じます・・。

お似合いの2ショットです。
左が旧トーネット社製AC0071 ベントウッドアームチェア、右はチェコの大手メーカー製OC0011 デスクチェア/ダークになります。

左は“ニトロセルロースラッカー”仕上げ、右は“シェラックニス”仕上げになります。
実用面では耐水性の高いラッカー、鑑賞的には艶の美しいシェラック、といったところでしょうか。
|
|---|
| その他、お値打ちの椅子を取り揃えております。商品一覧はこちらをご覧下さい。 |
|---|