AC0050 ◆英国1910年代 チャイルドマホガニーチェア

【アウトライン】
今から約100年前、20世紀初頭のイギリスで製作されたマホガニーの肘掛けつき子供椅子です。

上品ですばらしいチャイルドチェアですね!

チャイルドチェアとしてだけではなく、一般的なアンティークとしても
質、デザイン、造形、コンディションと、どこをとってもほぼ一級品だと思います。

デザイン的にはこの当時、ちょうど流行していた“ウィーン・ゼツェッション”の影響を濃く受けた、
クイーン・アンスタイルだと思います。

“ゼツェッション”とはオーストリアの建築家、ヨーゼフ・ホフマンが主体となって興した芸術運動で
当時、時代の主流だった“アールヌーボー”を否定し、分離したところから、
“ゼツェッション”(分離派)と呼ばれるようになったと言われております。

“ゼツェッション”には、あの「考える人」で有名な彫刻家、ロダンも参加していましたから、
家具などのデザイン面でもかなり影響があったのではないでしょうか。

実際、明治末期〜大正時代にかけて、日本でも“ゼツェッション”風のインテリアが
高級家具の中では流行していたようです。

そういえば、日本の昔の洋館に良く似合いそうなデザインではありませんか?

サイズは幅475mm×奥行490mm×高さ850mm(座面高390mm)です。

【コンディション】
アンティークとしては、ほぼパーフェクトに近いコンディションだと思います。

がたつきやぐらつきはなく、子供椅子としての実用性は充分な上、
小傷なども年代を考えるとそれほど多くはないと思います。
目立つようなダメージはありません。

座面はオリジナルの状態で、多少経年は感じますが、
交換などの必要は全くなく、充分ご納得いただけるコンディションだと思います。

ソリッド・マホガニーの木肌は、透き通るように美しく、
英国直輸入の天然ビーズワックスで丹念に磨き上げておりますので艶も充分に保っております。

スプラット(背板)に施されたピアスドカーヴィング(透かし彫り)はとてもセンスが良く、
欠損もない良い状態です。
またトップレイルやスプラットにつけられたインレイ(象嵌)もその仕事は一級品で、
このチャイルドチェアをいっそう格調高いものに演出しています。

【インプレッション】
「こんな高価な子供椅子、どうするの?」って思われましたか?

このシリーズのキャッチコピー通り、たしかに一生のうちほんの4年間ほどしか使えない、
ただの高価な、ムダな椅子かも知れません・・。
でもその4年間こそ、子供が一番子供らしく、親と子の愛情が最も深まる時期なのではないでしょうか?

そうしてその時期に形成された愛情のボルテージは一生涯続いていきます。

実際、この椅子はそのようにして今まで100年もの間、親から子へ、そしてさらに子から孫へ、
親子愛のシンボルとして受け継がれてきたのです。

今度は東の果ての、ちっぽけな東洋の島国が舞台です。

21世紀から22世紀へ・・。

未来の子供たちへ引き継いでいただけるオーナーを募集いたします。

きっと生涯お付き合いいただけるチャイルドチェアだと思います。
ぜひご検討さい!










































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