AC0039  ◆英国1910年代 チャイルドインレイドチェア

【アウトライン】
今から約100年前、20世紀初頭のイギリスで製作されたマホガニーの肘掛けつき子供椅子です。

上品ですばらしいチャイルドチェアですね!

チャイルドチェアとしてだけではなく、一般的なアンティークとしても
質、デザイン、造形、コンディションと、どこをとっても本格的で一級品だと思います。

デザイン的には18世紀に流行した“トーマス・シェラトン”の影響を強く受けた、
シェラトンスタイルだと思います。

“トーマス・シェラトン”は世界初の家具デザイナー、“トーマス・チッペンデール”や“アダム兄弟”、
“ヘップルホワイト”などと並び賞される、「英国家具の黄金期」に活躍した著名なデザイナーです。

シェラトンは椅子のデザインには特に秀でていて、すばらしい傑作を数多く残しています。

フランスのルイ16世様式に影響を受けた、四角張った細い線の構造が彼の作品の特徴で
このチャイルドチェアの、先へ行くほど細くなっているスクエアレッグ、
背もたれの中央に入った「花瓶」状のスプラット(背の板)はまさに“シェラトンスタイル”です。

そして、極めつけはフレームの背や脚、そして肘掛けに入れられた「線象嵌(ライン状のインレイ)」。

彫刻よりも象嵌による装飾を好んだトーマス・シェラトンのスタイルを忠実に再現しています。

・・それにしても、これって本当にチャイルドチェア?

サイズは幅430mm×奥行430mm×高さ790mm(座面高370mm)です。

【コンディション】
アンティークとしては、ほぼパーフェクトに近いコンディションだと思います。

がたつきやぐらつきはなく、子供椅子としての実用性は充分な上、
小傷なども年代を考えるとそれほど多くはないと思います。
目立つようなダメージはありません。

座面はオリジナルの状態で、多少経年は感じますが、
交換などの必要は全くなく、充分ご納得いただけるコンディションだと思います。

ソリッド・マホガニーの木肌は、透き通るように美しく、
英国直輸入の天然ビーズワックスで丹念に磨き上げておりますので艶も充分に保っております。

また、センスの良いスプラット(背板)には欠損もなく、
インレイ(象嵌)もその仕事は一級品で、状態も良い感じで年を経てきています。

【インプレッション】
「こんな高価な子供椅子、どうするの?」って思われましたか?

このシリーズのキャッチコピー通り、たしかに一生のうちほんの4年間ほどしか使えない、
ただの高価な、ムダな椅子かも知れません・・。

でも、その4年間こそ、子供が一番子供らしく、
親子の愛情が最も深まる時期なのではないでしょうか?

そうして、その時期に形成された親子の愛情は一生涯続いていきます。

実際この椅子は、今まで100年もの間、親から子へ、そしてさらに子から孫へ、
親子愛のシンボルとして受け継がれてきたのです。

今度は東の果ての、ちっぽけな東洋の島国が舞台です。

21世紀から22世紀へ・・。

未来の子供たちへ引き継いでいただけるオーナーを募集いたします。

きっと生涯お付き合いいただけるチャイルドチェアだと思います。
ぜひご検討さい!












































   

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